自然と共にある飛騨の暮らし
2017-08-23

飛騨暮らしの始まり

 

飛騨に暮らし始めて30年になろうとしている。

子どもが生まれてアパートが手狭になり、その近所にあった空き家を借りた。

その家の脇の駐車場の奥に小さな畑があり、大家さんの好意で私たちが使える事になった。

その小さな畑で、にんじんやきゅうりを育てていた私たちに声をかけてきたのは

郵便局員の簡易保険の営業の人。

「俺が借りてる畑にこいよ。」

「いいの!(ヤッタッァーー)」

 

車で10分。

ラッシュのないこの地では、ちょっとそこまで、の感覚で

トムは主食のジャガイモをドンドン植え始めた。

スイス人にとって、ジャガイモはとっても重要な食料のようだった。

(私はそんなに要るの???と、びっくりしてた)

 

その畑は

今、私たちの棲み家の脇にあり、今年も想定100キロのジャガイモを収穫。

 

土がある生活は、私たちの暮らしのまさに土台になっていき

子どもたちは、その畑で野草や雑草、野菜と共に頑丈に育った。

 

このホームページを作るにあたって、

この里山暮らしの始まりをボンヤリ思い出した。

こんな暮らしに憧れていたとっても若い頃のこと。

 

 

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